Mixed4Sure™

最小混合量の要件を引き下げ

Mixed4Sure™ は、プロセス容量が 50ml ～ 20L までの全範囲で連続混合が可能です。フレキシブルタイプのシングルユースバッグは最小混合量が 6L に達するため、Mixed4Sure™ ではそれが 120 分の 1 にまで下がることになります。また、50ml まで液体の均一性を保てるため、回収中もミキシングを継続できます。薬剤を最後の一滴まで均質に保てるのが特徴です。

攪拌コストを削減

Mixed4Sure™ は容易に統合できるため、バッグ混合システムと比較して投資額を 10 分の 1 に抑えられます。標準的なミキシングプレートと統合可能で、システムに必要な装置をすべて備えています。二重壁またはジャケット付きステンレス製容器と専用の混合機構を併用する攪拌ステップで、設備投資を削減できるのが魅力です。

混合システムの立ち上げを迅速化

Mixed4Sure™ は人間工学を念頭に置いた設計で、すぐに使えるシングルユース製品として、サイクルタイムを新たな次元で短縮します。開梱してからミキシングプレートに配置し、液体インレットに接続し、必要に応じて加熱/冷却フィンガーに接続するだけで準備が整います。充填までの一連の作業が 2 分以内に完了するため、バッグ攪拌システムと比べて立ち上げ時間を 10 倍もスピードアップできます。

攪拌システム内のせん断力を緩和

Mixed4Sure™ を使用することで、せん断力によるタンパク質の分解や凝集体の形成といった悪影響を最小限に抑えられます。実験結果により、せん断力は同程度のバッグ攪拌システムの半分、タンパク質の分解を引き起こす圧力は 4 分の 1 まで緩和できることが確認されています。